仏像名

ふりがな うちょうてんりゅうぞう

興福寺
制作年代

国宝
平安時代

増長天立像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

木造、切金文様彩色

樹 種

像 高

161cm

製作者

安置場所

 東金堂

開扉期間

解 説

平安時代初期の四天王像を代表するこの像は、頭から足下の邪鬼・岩座まで一本の材から彫りおこされる。
 せめて来る敵や人間の限りない欲望に激しく怒る様子が、見事に表現される。

「興福寺東金堂」の説明冊子より 2005年4月

私 の 想

右手は肘を横に大きく張って、手の平を右腰に当てて休めの格好である。左手は肘を高く上げて伸ばし、戟を握って立つ。
 邪鬼は仰向けになり、大の字にさせて頭上を左足で踏み上げられている。邪鬼の伸ばした左足が、筋肉隆々で力強い。その割りには、顔がだらしない。

増長天立像画像一覧その1
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