仏像名

ふりがな くびらたいしょうりゅうぞう

興福寺
制作年代

国宝
鎌倉時代

宮毘羅大将立像

様 式

建永二年(1207)

俗称又は愛称

亥(いのしし)を指す

製作材質

木造、切金文様彩色

樹 種

像 高

114cm

製作者

衆阿弥等作

安置場所

 東金堂

開扉期間

解 説

東金堂の仏壇上に安置される十二神将像である。波夷羅の沓底に、建永二年(1207)、彩色の旨を記す銘記があり、これを含む一群の像が、その頃、完成間近であったことが推定される。
 いずれの像も、頭上に十二支の標幟を表し窄袖(さくしゅう)・鰭袖(はたそで)・裙(くん)を着け、着甲する。
「興福寺国宝展」 東京芸術大学美術館 2004年 より

 薬師如来の家来で、薬師如来を信仰する人々を病から守って下さる神である。病や敵、悪に対する激しい怒りが、鎌倉時代彫刻の特徴である生と動きのある姿態の中に見事に表現される。
「興福寺東金堂」の説明冊子より 2005年4月

私 の 想 い

ハントマイムで何かを伝えようとしているのか。薄笑いをしているのか。それとも、新らたな考えが浮かび、想像しているのか。

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