仏像名

ふりがな やくしにょらいざぞう

興福寺
制作年代

    重文
室町時代

薬師如来坐像

様 式

応永二十二年(1415)

俗称又は愛称

製作材質

銅造
漆箔

樹 種

像 高

255cm

製作者

安置場所

 東金堂

開扉期間

解 説

 薬師如来は「浄瑠璃光世界」の教主として、この仏を信じる人には、病気をなおし、宝石の様に清らかで澄んだ体にし、食物も十分に与え福利増進が成される事が約束される。 神亀三年(726)に聖武天皇が元正天皇の病気回復を願って造立された。
 今の像は応永二十二年(1415)に再興された。通肩の法衣に包まれた体は、堂々として威厳をもった格調高い像である。
「興福寺東金堂」の説明冊子より 2005年4月

私 の 想 い

右手は脇を締めて肘をVの字に折って、手の平を正面に向け施無畏印である。右袖が左足前に組んだ足の裏に着く。
 左手も脇を締めて肘を引いて、手の甲を降摩座に組んだ、左足のふくらはぎに着けて腹の前で手の平に薬壷を載せる。
 唇の厚い方である。左目の黒目が剥げ落ちて、片目になってしまった。

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