仏像名

ふりがな 11めんかんのりゅうぞう

松尾寺
制作年代

重文
平安時代

十一面観音立像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

木造
漆箔

樹 種

像 高

103cm

製作者

安置場所

 

開扉期間

解 説

私 の 想

右手はそのまま下に降ろして、手の平を正面に向けている。左手は脇を少し開けて、肘を折って前に出し、水瓶を五指でしっかりと握る。水瓶を垂直に握るのでなく、瓶底が前に出て少し斜めにして握る。
 何時もいつも真直ぐに握っている訳でもないが、それにしても珍しい。ふっくらとしたお顔の十一面観音像である。
 お顔には、木目が浮き出ており、それがまた、美しい。鑿の痕も鋭く残り、半眼の眼も鋭く光る。

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十一面観音像の考察